英語教育

本校の英語教育は、日本人教員による英語授業と、ネイティブスピーカー教員によるEAL(English as an Additional Language)で構成されています。

英語・EALの授業について

日本国内の小学校3・4年生の外国語活動や5・6年生の英語科での英語学習は、主に「話す」「聞く」を中心としたコミュニケーション重視の学習内容ですが、本校の英語教育は小学校3年生から「話す」「聞く」「読む」「書く」の4技能をバランスよく習得するための質の高い学習内容となっています。

また、教科としての英語とは別に本校独自の英語教育として、EALをプレップ(幼稚園年長児の学齢)から導入することでさらなる英語力の育成を図っています。

EALカリキュラムは、児童生徒がオーストラリアで生活する間に英語力を高め、日本に帰国後も学業や社会生活において英語を活用し、活躍の場を広げることができるように作られています。

永住の子供たちに対しても、卒業後に現地校での授業で必要とされる十分なスキルを身に付けることができるよう、児童生徒それぞれに適した指導を行っています。

英語プログラムの目標

本校の英語カリキュラムでは、以下のことを目指しています:

・読む・書く・話す・聞くの4技能のバランスのとれた習得
・実用的な英語を使った効果的コミュニケーションの実践
・年齢や発達段階に応じたアカデミックなスキルの育成

育成されるスキル:

・自分の判断を信じて課題をやり遂げる自主性
・仲間とアイディアを共有し、協力する力
・絵本・小説・情報文・ニュース記事・詩などを読んで活用する力
・文章・記事に対する自分なりの意見を述べる力
・様々な目的に応じた文章を書く力
・スキミングや要点把握・辞書の活用などの読解方略の習得
・調べ学習とノートテイキング
・家庭学習の計画と目標設定
・実践的英語を意識し、試してみる態度

教師は、各児童生徒のニーズに応じた個別支援を行い、統合的で対話的なアプローチを採用しています。教師主導と児童・生徒主導の活動を織り交ぜ、教室をダイナミックでインタラクティブな学びの場としています。文法は、明示的な指導とコミュニケーション活動の両方で扱われますが、児童・生徒には「正確さ」よりも「伝えること」を優先し、間違いを恐れずに話す姿勢を育てています。

英語・EAL授業の特徴

英語授業

日本人教員による授業

授業時間

  • 小学3・4年生:週1時間
  • 小学5・6年生:週2時間
  • 中学生:週4~5時間(A・B週交互)

使用テキスト

  • 小学3・4年生:「Let’s Try!」
  • 小学5・6年生:「New Horizon Elementary」
  • 中学生:「New Horizon 1・2・3」

主な学習内容

  • オーストラリア文化・アボリジニ文化に関するリーディング
  • 文法学習・スペリングテスト・復習テスト
  • 英語でのQ&A・フリースピーチ・プレゼンテーション・ディベート
  • 中学生は入試対策や過去問演習も実施。

EAL(English as an Additional Language)授業

ネイティブスピーカー教員による授業

授業時間:週3時間(全学年)

主な学習内容
EAL専任教員が独自のカリキュラムを作成し、発達段階に応じた学習を行います。

  • 実践的な会話の練習
  • ソーシャルスキル・ダイアログ練習
  • アルファベットやスペリング練習
  • 基本文法(動詞・名詞・形容詞など)の習得
  • リーディング・ライティング・スピーキング練習

評価と成果

NAPLAN

NAPLANは、オーストラリア全土で行われている全国学力評価試験です。教科は、英語と数学で、現地校の児童生徒と比較した際の習熟度を知る一つの指標となります。これまでの結果では、現地校の児童生徒と同等か、それ以上の成績を収める児童生徒も多く見られます。
特に、算数・数学の分野では、本校の児童生徒は現地校の児童生徒よりも高い成果を上げています。

現地校との交流学習

各学年、年に二回、現地校との交流学習を行っています。
現地校と本校の児童生徒がお互いの学校を訪問し、日本の文化を英語で伝えたり、現地校の授業を体験したりしています。
授業で学んだ英語を実際に使ってコミュニケーションを図るよい機会となっています。

放課後の英語活動

毎週火曜日の放課後に、小学部の希望者はイングリッシュクラブ、もしくは ニューカマークラブに参加できます。イングリッシュクラブとニューカマークラブでは、ネイティブスピーカー教員であるEAL教員が歌やゲームなどの遊びをとおした学びの活動を行っています。

イングリッシュクラブ

イングリッシュクラブでは、児童がリラックスした雰囲気の中で、教師や他の児童と楽しく英語でのコミュニケーション活動を行う機会を提供します。活動内容には、単語ゲーム、スクラブル、パズル、ワードビンゴなどさまざまな言語ゲームが含まれます。

ニューカマークラブ

ニューカマークラブの目的は、本校に入学・編入したばかりの児童たちが英語に慣れ親しむ機会を提供することです。このクラブでは、EALクラスで学んだ内容の復習を行いながら、読み書きの基礎や語彙練習などに取り組みます。
対象はプレップ(幼稚園年長児の学齢)から小学6年生までの児童で、活動は児童一人一人のニーズに合わせて構成されています。学年や習熟度別にグループ分けすることもあり、EALクラスでの学習がより効果的になるようにサポートします。また、イングリッシュクラブと同様に、リラックスした雰囲気の中で先生や他の児童と関わることができるように、ゲームや歌の時間も設けています。活動には、カードゲームや語彙レースなどがあり、単語探し(ワードサーチ)やクロスワードパズルなどの書く活動も含まれています。