8月に入りました。メルボルンでは一番寒い時期になります。今日は朝から全校朝会が開かれました。校長からは、熊本で起きた大地震の話と本の紹介の話をしました。
日本では猛暑が続いており、断水や停電が起きている熊本の被災された方々はどれだけご苦労されているかと思うと、いたたまれない気持ちになります。こういう大災害が起きるたびに、いつもは当たり前だと思っていることが、実は当たり前ではなく奇跡だということ、その当たり前に感謝して、毎日を大切に生きていかなければと痛切に思います。オーストラリアでは地震もあまりありませんが、メル校のほとんどの子供たちがやがて日本に帰ることになります。改めて日頃からの備えをしっかりしながら、被災地に心を寄せていきたいと話しました。


続いて一冊の本を紹介しました。第72回青少年読書感想文全国コンクール中学年の部の課題図書に選ばれた「おいしいお米をつくりたい!ゆうちゃん、小学生で農家に弟子入りしました」という本です。
今年のメル校の合言葉は「挑戦しよう やってみよう 一歩前へ」ですので、毎月の全校朝会で「やってみよう」を実現できた人の話をしています。今月はこの本の主人公の「ゆうちゃん」のお話をしました。実はこの「ゆうちゃん」、校長が以前に勤めていた学校に在籍していたお子さんです。農業に全く縁のない生活をしていたゆうちゃんですが、小2で農家の中井さんの作るお米のおいしさに目覚め、小3で田んぼを借りて米作りに挑戦します。種もみから稲を育て、土を作り、完全無農薬・天日干しのお米を作るために奮闘します。雑草との戦い、収穫直前の台風襲来など、さまざまな困難にもめげず、家族や地域の人たちの温かい支援のもと、自分の「おいしいお米を作りたい」という夢を実現する物語です。その当時、校長も収穫したお米を食べさせてもらいましたが、その甘くておいしかったこと!ゆうちゃんは今、地元の中学2年生です。メル校のみんなと同世代のゆうちゃんの「挑戦しよう やってみよう 一歩前へ」をぜひ知ってほしくて、この本を紹介しました。自由に借りることができるようにしているので、お子さんが持ち帰ったら、ぜひご家族で読んでほしいと思います。


生活指導の先生からは、今月のめあて「体調を整えて生活しよう」の話がありました。風邪やインフルエンザが流行る季節です。早寝・早起き・朝ごはんを心がけて、元気に過ごしてほしいです。
そして最後に、今一生懸命取り組んでいる持久走についての話もありました。持久走カードでフリンダース駅まで行った人がたくさんいたのに驚きました。中には2枚目に挑戦している人もいます。あとわずかな期間ですが、めあてをもって取り組んでほしいです。
