本校では、在外教育施設における教育の振興に関する法律の基本理念に基づき、在留邦人の子の教育を受ける機会を確保するため、令和5年度から特別な支援を要する児童・生徒を受け入れるサポートルームを設置いたしました
特別な支援を要する児童・生徒の年度当初の入学(編入学)、および在校生のサポートルームへの受け入れにつきましては、本人の様子、学校の体制、施設の状況及び本人、保護者、専門家の意見をふまえ、本校特別支援委員会で検討し、校長が決定いたします。
しかしながら、本校は海外における私立学校であり、日本の公立学校と同等の条件整備は困難なため、心身の発達に障がいがあり、特別な支援を要する児童の全てを受け入れることは困難な状況です。そのため、医療的ケアが必要な児童や身辺自立に支援が必要な児童につきましては、受け入れておりません。
サポートルームでの支援をご検討の際は、ご相談ください。
◆サポートルームでの支援
【在籍級を離れた週数時間程度の個別指導】
必要な支援に応じた時間数を設定し、個別・もしくは小集団の形式でソーシャルスキルトレーニングや学習の方法等の指導を行います。
◆サポートルームの利用の流れ
【入学時に保護者の要望がある場合】
体験入学を経て、本人・保護者・担任・コーディネーターと面談後、特別支援委員会を開きます。利用が適切と判断された場合は、保護者同意の上利用を決定します。
【本人およびその保護者から要望がある場合】
本人・保護者・担任・コーディネーターとの面談の後に特別支援委員会を開きます。利用が適切と判断された場合は、保護者同意の上利用を決定します。