中学部では、メル校のリーダーとして行事や委員会を運営し、小学生と触れ合う中で、リーダーシップ、協同の精神、思いやり等を育んでいます。少人数だからこそ、一人ひとりに役割があり、責任をもって自分の役割を実行することの大切さを学べます。生徒が主体となって学校全体で作る行事を通して自分の成長や達成感などを味わうことができます。
さまざまなバックボーンの生徒が在籍しますので、オーストラリアのセカンダリへ進学、日本の高校を受験するなど、進路もさまざまです。それぞれの生徒の希望する進路へ進学できるよう、進路指導担当および中3担任を中心に、中学部教員が全員でサポートします。(ただし、本校からの上級学校受験は、個々に進路が異なるため、日本のように中学校がまとめて高校の願書を取り寄せるなどはしません。ご家庭で、受験する高校の要綱をお読みになった上で日程を確認し、必要書類を請求するなど、保護者主体での受験となります。
学力向上
少人数であることのメリットを生かした学習を行っています。
発表機会の充実
メル校デーでは、中学部発表で、総合的な学習の時間に学んだことをプレゼンテーションソフトを用いて発表したり、英語によるディベートを行ったりする他、合唱・合奏を披露します。
通常授業でも、説明する、話し合う、ディベートをする、プレゼンするなど、発表、発言の場が多くあります。
朝自習
読書、学習、調べ学習、委員会活動の時間等に活用しています。
図書館に本を借りに行く時間を取ることもあります。
読書推進
学習の基礎となる読解力の向上を目指し、読書活動を推進しています。朝読書や授業で図書館を活用するだけでなく、長期休暇後に読書感想文を読み合う、ビブリオバトル、図書の本のPOPを掲示するなどの活動を設定し、本の世界へといざないます。長期休暇中は図書の本を5冊貸し出しています。図書委員会では「図書まつり」を実施し、生徒が主体となって読書活動を推進しています。
放課後学習
放課後の時間に補充的な学習・発展的な学習に取り組みます。(生徒・保護者からの要望がある場合)
希望する教科を選択し、指定の曜日の放課後に学習します。内容は、補充的な学習、発展的な学習など、教科担当が学年の習熟度に応じて設定します。中1から入試問題演習を行うこともあります。
月曜日は、主に途中入学等で進度に差があるなどの理由で、教科担当教員が補習が必要と認める生徒に対して、保護者・本人と相談の上、要望があれば補充学習を行います。
キャリア教育
日本商工会議所を始めとして、メルボルンに拠点を置く日本企業のご協力を得て、職場訪問、生き方講座を実施しています。さらに、長期休暇中に一日家事体験を行うなど、職業観・勤労観を育むキャリア教育を推進しています。
- 職場訪問学習
- 2023年度 ソフトバンク様
- 2022年度 トヨタオーストラリア様
- 生き方講座
- 毎年本校の理事長による働く意義についての講和を行います。
部活動
日本の部活動のような活動はありません。毎週水曜日の放課後、45分間スポーツをします。活動内容は、生徒の中から決まった部長・副部長を中心に全員で話し合って決めます。参加は任意で、サッカー、バスケットボールなどをそれぞれ4~5回ずつ行います。